http://www.voxengo.com/product/elephant/
PSP Vintage WarmerやT-Racksなどの購入も考えましたが、どちらも色付けが強すぎるのでやめました。
シェアウェアで$89.95。主にマスタリングで使用されることを想定されたリミッター。有名所ではいわずと知れたWaves L1/L2/L3、Oxford Inflatorなどがあります(L3については後でじっくり書いてみようかと)。
VoxengoはSPANというFFTソフトに大変お世話になっていて、そいつの性能がまことよろしいので思い切って買ってみました。確か購入後のユーザー登録画面の後で、ページにシリアル番号が表示されるのでそれを入れた記憶が(あいまい)。
- Transparent signal limiting action
- 10 predefined limiter modes
- Limiter mode editor
- Optional release stage
- Noise-shaped bit-depth converter
- DC offset removal filter
- Multi-channel processing
- Internal channel routing
- Channel grouping
- Up to 8x linear-phase oversampling
- 64-bit floating point processing
- Preset manager
- Undo/redo history
- A/B comparisons
- Contextual hint messages
ゲインリダクションメーターはお世辞にも見やすいとは言えません。ちょっと慣れが必要かも。ただしピークを抑える用途だったら、隣に厳密な数字が小数点一桁で表示されるので、それを信じましょう。
肝心の音質ですが、リミッティングのアルゴリズムが多数あります。えーっと今起動してませんが、確か10種類ぐらいあったような。各自微妙にキャラが違っていて、それぞれ使いどころがあるので非常にありがたいです。
その中でも「EL UNI algorithm」というのが非常に音質がまことよろしいです。ピークの抜けも少なく、音像がぐっと前に出てくる感じです。昔テープコンプのエミュレーションをしたプラグインが雨後の竹の子のように出てましたが、あの辺をもっと「ちゃんと使える」音にした感じです。うっすらかければマイルドに、ガツリと突っ込めばワイルドになります(でも音像は崩れない)。
他に「Clip」「Inflate」という二つのモードが使いやすいです。Clipは文字通りクリップしちゃいます、音割れます(笑)。でも嫌な割れ方ではありません。結構イケます。Inflateは2mixにかけるにはちょっと?な感じでしたが、ドラムオンリーのような「ピーク立ってる」トラックに掛けるとスンゲェ音が前に出ます(入れすぎるとナローになっちゃいますけど)。
どのアルゴリズムも(Clipを除く)L2と同じぐらい無茶して突っ込むとポンピングが起こりますが、そこまで突っ込まなければいいだけの話なので無視しました。
オーバーサンプリングのサンプリング倍数を自分で変更できますが、ここを調子にのって「x4」とかにして挿しまくると大変なことになります。重い重い!PCフリーズする寸前まで行きました(Core2quad 2.66GHz、CubaseSX3)。ここぞというところだけx4にして、他はx2程度で収めるのがベストでしょうか。
いずれにしよ、かなりお勧めです。ぜひ。